スターフライヤーの羽田ターミナルはどっち?第1・第2の罠と全路線まとめ【2026】
羽田空港へ向かう電車やモノレールの車内で、「スターフライヤーの搭乗口は第1ターミナルと第2ターミナルのどっちだったか」と焦ってスマートフォンを検索した経験を持つ旅行者は少なくありません。特にANA(全日空)の公式サイト経由で航空券を予約したビジネスパーソンほど、「ANAの提携便だから第2ターミナルだろう」という先入観から致命的なターミナル間違いを起こしやすい傾向にあります。
空港でのターミナル間違いは、わずか十数分のタイムロスであっても保安検査場の締め切りに間に合わず、飛行機に乗り遅れる重大なトラブルに直結します。2026年現在の確定情報として、スターフライヤー(SFJ)の羽田空港における発着ターミナル、カウンターの正確な位置、全路線の運航ルール、そして間違えた場合の緊急リカバリー手順までを徹底的に解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2026年現在、スターフライヤー運航便は全4路線(北九州・福岡・関空・山口宇部)の出発・到着ともにすべて「第1ターミナル」に完全統一されている。
- 要点2:ANAコードシェア便(3800番台)として購入した場合でも、発着はANA主力の第2ではなく「第1ターミナル南ウイング」となる。
- 要点3:搭乗手続き・保安検査は「保安検査場A」のみ対応。万が一第2ターミナルに誤到着した際は、無料連絡バスで即座に第1へ移動する必要がある。
【2026年最新】スターフライヤーの羽田ターミナルは「第1」一択!全路線の発着ルール
結論から申し上げますと、2026年現在、羽田空港を発着するスターフライヤー(STARFLYER)の定期旅客便は、例外なくすべて「羽田空港 第1ターミナル」を利用します。
スターフライヤーが羽田空港から運航している国内線は以下の4路線ですが、どの目的地へ向かう便であっても、あるいはどの目的地から羽田空港へ帰着する便であっても、ターミナルが変わることはありません。
- スターフライヤー 北九州 羽田 ターミナル:第1ターミナル発着
- スターフライヤー 福岡 羽田 ターミナル:第1ターミナル発着
- スターフライヤー 関空 羽田 ターミナル:第1ターミナル発着
- スターフライヤー 山口宇部 羽田 ターミナル:第1ターミナル発着
出発ロビーだけでなく、スターフライヤー 羽田 到着ターミナルもすべて第1ターミナルの1階到着ロビーとなります。お出迎えや到着後の合流を予定している場合も、第1ターミナルを目指せば間違いありません。

なぜ「第1か第2か」で迷う人が後を絶たないのか?2つの構造的トラップ
羽田空港において、JAL(日本航空)グループやスカイマークが第1ターミナル、ANAグループが第2ターミナルを利用していることは広く知られています。それにもかかわらず、なぜスターフライヤーの利用者は「第1か第2か」で混乱してしまうのでしょうか。現場の取材から、2つの決定的な原因が浮き彫りになっています。
1. 「スターフライヤー ANA コードシェア 羽田 ターミナル」のブランド認識トラップ
最大の要因は、スターフライヤーとANAが強力なコードシェア(共同運航)を実施している点にあります。出張などでANAの予約サイトやアプリから「ANA3821便」といった3800番台の便名でチケットを購入した乗客は、無意識のうちに「ANAの航空券を買ったのだから、羽田空港ではANAの本拠地である第2ターミナルに行けばよい」と思い込んでしまいます。
しかし、航空業界の国際ルールとして、「コードシェア便の手続きおよび搭乗は、実際に飛行機を運航する航空会社(運航会社)のターミナル・カウンターで行う」と定められています。ANAのプラットフォームで購入したチケットであっても、運航がスターフライヤーである以上、ANAの自動チェックイン機や第2ターミナルの保安検査場では一切手続きができません。
2. 過去の運用分裂と「スターフライヤー 羽田 ターミナル 変更 経緯」の残滓
もうひとつの要因は、過去のターミナル運用にあります。スターフライヤーは羽田空港での就航以来、路線展開や空港の発着枠再編に伴い、ターミナル変更を複数回経験してきました。特に2020年10月24日までは、以下のように路線ごとで発着ターミナルが完全に二分されていた歴史が存在します。
- 2020年10月24日までの旧体制:
- 北九州線・福岡線 = 第1ターミナル
- 関西国際空港線・山口宇部線 = 第2ターミナル
- 2020年10月25日以降〜現在:
- 全路線(北九州・福岡・関空・山口宇部) = 第1ターミナルへ完全統合
かつて関空線や山口宇部線を頻繁に利用していた出張者ほど、当時の「関空行きは第2ターミナル」という記憶が刷り込まれており、久しぶりに搭乗する際に誤って第2ターミナルへ向かってしまうケースが散見されます。ネット上の古い旅行ブログや個人体験談に当時の情報が残っていることも、誤解を助長する一因となっています。
【徹底比較】羽田空港国内線ターミナルと各社カウンターの配置データ
羽田空港の国内線における主要航空会社の割り振りと、スターフライヤーの具体的な手続き拠点を整理した比較データは以下の通りです。
| 航空会社名 | 発着ターミナル | 出発カウンター位置 | 利用保安検査場 | 編集部の見解・留意事項 |
|---|---|---|---|---|
| スターフライヤー(SFJ) | 第1ターミナル | 2階 南ウイング最端 | 保安検査場A(専用) | ANA共同運航便を含む全路線が対象。検査場B〜Fは通過不可のため動線に要注意。 |
| 全日本空輸(ANA) | 第2ターミナル | 2階 出発ロビー全域 | 保安検査場A〜D | ANA自社運航便はすべて第2ターミナル。一部国際線混在便に注意。 |
| 日本航空(JAL) | 第1ターミナル | 2階 北・南ウイング | 保安検査場B〜F | スターフライヤーと同じ第1ターミナルだが、行き先により北/南に分かれる。 |
| スカイマーク(SKY) | 第1ターミナル | 2階 北ウイング | 保安検査場FまたはE | 第1ターミナル北側の最端に位置。スターフライヤー(南端)とは正反対。 |
【実態検証】羽田空港第1旅客ターミナルへのアクセスと出発ロビー南ウイングの動線
羽田空港第1ターミナルに到着してからスターフライヤー機内に搭乗するまでには、独自の動線ルールが存在します。空港の構造を把握していないと、第1ターミナル内であっても無駄な移動時間を要することになります。
羽田空港 第1旅客ターミナル アクセスのコツ
鉄道各線を利用して空港へアクセスする場合、下車駅および改札口の選択が最初の分岐点となります。
- 東京モノレール:「羽田空港第1ターミナル駅」で下車します。先頭車両側(南側)の「南口改札」を出てエスカレーターを上がると、スターフライヤーのカウンターが位置する南ウイングへ最短距離で到達できます。
- 京浜急行電鉄(京急線):「羽田空港第1・第2ターミナル駅」で下車します。進行方向前方の「第1ターミナル側改札」を出て、右手の南ウイング方面行きエスカレーターを利用してください。
スターフライヤー チェックインカウンター 羽田の場所
羽田空港 スターフライヤー 出発ロビー 南ウイングの2階、フロア全体の最も南側の端(JALカウンターを通り過ぎた一番奥)に、黒を基調とした洗練された「SFJ専用チェックインカウンター」が設置されています。
受託手荷物(預け荷物)がある場合や、座席指定の変更、介助を希望される場合はこちらの専用有人カウンターまたは自動手荷物預け機を利用します。2次元バーコードによる直接搭乗(スキップサービス相当)を利用する手荷物のない乗客は、カウンターに立ち寄ることなく直接保安検査場へ進むことが可能です。
最も重要な関門:スターフライヤー 羽田 保安検査場 A
スターフライヤー運航便に搭乗する際、最も注意しなければならないのが保安検査場の選択です。第1ターミナルには保安検査場AからFまで複数のゲートが並んでいますが、スターフライヤー搭乗客が利用できるのは「保安検査場A」のみとなっています。
保安検査場BやCなどのJAL用検査場に並んでしまうと、ゲート機器でエラーとなり通過できません。再度南端の保安検査場Aまで長距離を歩いて戻ることになり、締切直前では致命的な遅延を招きます。必ず南ウイング最端の「A」と書かれたゲートへ向かってください。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上のQ&AサイトやSNSでは、スターフライヤーの羽田利用に関して誤った情報や古い知識が散見されます。トラブルを未然に防ぐため、代表的な誤解の真相を整理します。
誤解1:「ANAの上級会員ラウンジ(ANAラウンジ)が第1ターミナルで使える」という誤認
ANAのプレミアムメンバー(ダイヤモンド・プラチナ・スーパーフライヤーズ会員等)がスターフライヤー運航便にANAコードシェア便名で搭乗する場合でも、第1ターミナル内にANA LOUNGEは存在しません。スターフライヤーは独自の上級会員向け専用ラウンジを羽田空港第1ターミナル内に設置しておらず、第1ターミナル内にあるのはJALのサクララウンジ・ダイヤモンドプレミアラウンジ、および各社クレジットカード会社が提供する提携カードラウンジ(「POWER LOUNGE SOUTH」等)のみです。ANAラウンジを利用する目的で第2ターミナルへ立ち寄ることは動線上不可能ですのでご注意ください。
誤解2:「北九州行きと福岡行きだけが第1ターミナル」という古い情報の刷り込み
検索上位の古いまとめ記事の中には、2020年以前の情報を更新せずに放置しているページが存在します。「関空行きは第2」と書かれているサイトを見かけても、それは完全に過去の情報です。現在は全便・全路線が第1ターミナルに集約されています。

【緊急時の対処法】ターミナルを間違えた際のリカバリー手順と移動手段
もし誤って「第2ターミナル」に到着してしまった場合、出発時刻までに残された時間に応じた迅速な行動が求められます。国土交通省および空港ビルが案内する公式の移動手段は以下の2通りです。
1. 羽田空港 ターミナル 間移動 無料連絡バスを利用する(推奨)
第2ターミナルの1階地上フロアに出て、「ターミナル間無料連絡バス」乗り場(9番乗り場付近)から「第1ターミナル行き」または「循環型バス」に乗車します。
- 運行間隔:約4分〜8分間隔
- 所要時間:第2ターミナルから第1ターミナルまで約3分〜5分
- 運賃:完全無料
バスを降りたら、第1ターミナル1階からエスカレーターで2階出発ロビーへ上がり、南ウイングの端にある「保安検査場A」へ直行してください。
2. 地下連絡通路を徒歩でダッシュする
京急線やモノレールの改札がある地下1階には、第1ターミナルと第2ターミナルを直結する全長約400メートルの「地下連絡通路」が整備されています。通路内には動く歩道(ムービングウォーク)が設置されており、徒歩約5分〜7分で移動が可能です。バスの待ち時間が発生しているタイミングであれば、地下通路を徒歩で移動した方が早いケースもあります。
⚠️ 保安検査場の通過タイムリミットに厳重警戒
国内線の保安検査場通過締め切りは、「出発時刻の20分前」です。1分でも過ぎると自動改札機がブロックされ、搭乗券が無効となります。第2ターミナルに到着した時点で出発30分前を切っていた場合、ターミナル間移動(約5〜10分)を含めると乗り遅れるリスクが極めて高くなります。万が一間に合わないと判断した場合は、速やかにスターフライヤーまたはANAの予約センターへ電話連絡を行ってください。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
航空ジャーナリストおよびデジタル編集部の視点から、羽田発着のスターフライヤー便をスマートに使いこなせる適性と、利用時に特別な注意を払うべき旅行者の特徴を提示します。
スターフライヤー羽田便を心からおすすめできる人
- 全席本革シート&全席モニターの快適性を重視する方:大手キャリア以上のシートピッチ(座席前後間隔)と、タリーズコーヒー・チョコレートの無料サービスを堪能したい移動重視派。
- 羽田空港第1ターミナル南ウイングのコンパクトな動線を好む方:南口改札から保安検査場A、搭乗口までの距離が比較的短く、スムーズな搭乗を求める効率重視派。
- 北九州・福岡・関空・山口宇部へ早朝・深夜帯に移動したい方:羽田発着枠の特性を活かした利便性の高いダイヤを活用したいビジネス層。
予約時・搭乗日に強い注意・確認が必要な人
- ANA便として予約し、出張ルーティンで羽田へ向かう方:「ANA=第2ターミナル」という無意識の行動バイアス(ヒューマンエラー)が働きやすいため、カレンダーやリマインダーに「第1ターミナル利用」と明記しておく必要があります。
- ANAの専用ラウンジ利用を出発前の主目的にしているステータス保持者:前述の通り第1ターミナルにANAラウンジはないため、クレジットカード系ラウンジの利用へ切り替える割り切りが必要です。
【スターフライヤー 羽田 ターミナル どっち】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ANAの公式サイトから予約したスターフライヤー便は、第2ターミナルのANAカウンターでチェックインできますか?
A1:できません。ANAの便名(ANA38XX便)で予約された航空券であっても、実際の運航がスターフライヤーである場合は、羽田空港第1ターミナル南ウイングのスターフライヤーカウンターまたは自動チェックイン機、あるいは保安検査場Aでのみ手続きが可能です。
Q2:羽田空港に到着したときの到着ロビーは第1ターミナルと第2ターミナルのどっちですか?
A2:到着ターミナルも出発と同様、全便「第1ターミナル」の1階到着ロビーに出ます。お迎えの車やタクシーの手配、待ち合わせ場所の設定は第1ターミナルをご指定ください。
Q3:第1ターミナルのどの保安検査場からでもスターフライヤーに乗れますか?
A3:原則として「保安検査場A」のみ利用可能です。中央や北ウイング寄りの保安検査場(B・C・D・E・F)では搭乗券の読み取りができない仕様になっているため、必ず南ウイングの最端にある保安検査場Aをご利用ください。
Q4:預け手荷物がない場合、直接保安検査場に向かっても大丈夫ですか?
A4:はい、スターフライヤーの「SKiPサービス」や取得済みの2次元バーコード(QRコード)をお持ちであれば、2階のSFJチェックインカウンターに立ち寄ることなく、そのまま南ウイングの「保安検査場A」の端末にタッチして通過できます。
Q5:もし第2ターミナルに間違えて行ってしまったら、徒歩と無料連絡バスのどちらが早いですか?
A5:タイミングによります。無料連絡バスが乗り場に停車中、もしくは数分以内に来る案内が出ている場合はバス(所要約3〜5分)が最も早くて快適です。バスの待ち時間が7〜8分以上ある場合は、地下1階の動く歩道付き地下連絡通路を歩いて移動(約5〜7分)した方が早く第1ターミナルへ到着できます。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
羽田空港におけるスターフライヤーの発着ターミナル問題は、「全路線・全便が第1ターミナル南ウイング」という事実さえ押さえておけば恐れることはありません。
迷いやトラブルが起きる根本原因は、「ANAコードシェアによる思い込み」と「2020年以前の旧ターミナル運用の記憶」という2つの認知ギャップにあります。羽田空港へ向かう当日は、交通機関に乗った段階で「第1ターミナル」「南口改札」「保安検査場A」の3つのキーワードを再確認し、ゆとりを持ったスマートなフライトをお楽しみください。 (出典: スターフライヤー 羽田 ターミナル どっち(Yahoo!ニュース))